夜行バスにチャレンジした話2
前回の続き
バスに乗り込み5分で電気を消され、
クーラーがMAXで酔いも冷め、
外を見ても真っ暗で、
何もやることが無くなった
丑三つ時。
不思議なもので、
カラダが椅子に馴染んできたのか
椅子がカラダに馴染んできたのか
いつのまにか爆睡し
寝むれない夢を見た。
仙台手前で一度目の休憩。
普通のサラリーマンが1番大切にする日曜日の深夜、
そんな貴重なリソースを使い、
この倍以上の時間を女王様の調教を受けるかと思うと
寒さのせいか、カラダの震えが止まらない。
ちなみ不思議なのが、SAより出発するときに点呼をするわけでもない。
どのようにチェックしているのか...
時間通りに戻ってこない下僕どもは、置いていくよ!
放置プレイ...
それにしても斬新なカラーリングだが、非常に目につくデザインなので
SAで迷うこともなくバスに戻れるので、助かった。
よく迷子になる方にはJAMJAMライナーがオススメだ。
長い夜も「iPhone」+「座席にコンセント」+「独立シートにカーテン」という最強の味方をつけたので
若干の腰へのダメージは避けられないものの、無事に朝陽を見ることができ...
いや出来なかった!
なぜなら、朝陽が差し込み、他のお客さんの迷惑になるのでカーテンは開けるな!
とのこと。夜が明けたらみんなで歓声を上げ喜ぶではないのか!?
なにしろ景観すら楽しむことが出来ないのだ!
仕方がないので何かネタはないかと探すと「アイマスク」が置いてある。
「用途:バス内での目の遮光用」
「本来の用途以外には使用しないでください」と書いてある。
バスでの遮光用以外では使えないとのこと。
ドMたちも落胆し肩を落とし頭を垂れている。
いや寝ているだけか...
しかしバス専用とは、
新幹線ではNGってこと。
なんたる守備範囲の狭さよ!
そして食べ物でないことは、
これが読めれば食べれないことは分かるはず!
「アイマスクの上から目を抑えないで下さい」
.....気になる....
ということで装着した!
じゃ~~~ん!
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「く、臭い!!!!!!」
ちょうどお腹が空いてくる早朝にSAでやっと朝陽を浴びる。
寝ぼけて、お金を払い、手に何も持たずに
バスに戻ってくるアクシデントにもめげずに
22:30新宿→8:30弘前駅という
約10時間という長い戦い、
いや調教に耐えることが出来た。
10年前に同じく弘前→東京間の夜行バスに乗ったことがあったけど
昔に比べると楽になったと思う。
コンセントなんて無かったし!
独立シートにカーテンまでついたプライベート空間!
そしてかなり倒れるシート!
SAも計3回ほど止まってくれるしね。
ただ、やっぱり手強いですね、夜行バス。
家計節約とブログネタがお困りの方にはオススメです。