B型ドットコム

B型のサラブレッド。某大手小売業でバイヤーやってましたが、今はカメラマンやってます。そんな僕が ニュース、デキゴト、きづいたコト、おもいついたコト、きになったコトをつづります

写真に撮ると記憶は薄れる話

仕事柄、ブライダルの撮影をします。

で、思うのは列席の友人、写真撮り過ぎ。

写真撮るのが目的となってないか?ということです。

一生懸命一生懸命、バージンロードに手を伸ばして

キスシーンを撮って、それどうするのだろうか?

別に誰に見せるわけでもなく、自己満足の世界で、

3日経てば、正直、もう観ることもほとんどないでしょう。

ふたりのためだけのバージンロードに一生懸命手を伸ばして撮っている姿、

ふたりのアルバムに載っちゃいますから!

アルバムに載せる写真のクオリティ落としちゃってますから!

僕が思うに、そんな暇があれば、今までのふたりとの思い出や

未来のふたりに思いを馳せるべきだと思うのです。

そして2人の幸せを祈るべきだとも思うのです。

 

まあ、そんな僕の思いはさておきながら、

写真を撮ると記憶が低下するらしいです。

自分が見たものを写真に撮ると、その被写体についての記憶は薄れる傾向にある――。そんな研究結果が心理科学誌に掲載された。「カメラを取り出すと、自分 が見ているものに注意を払わなくなり、実際にそこにいることよりも写真を撮ることの方が大切になる」と研究者は指摘している。

CNN.co.jp : 写真を撮ると記憶が薄れる? - (1/2)

 

その場を「精一杯、楽しむことで挙式披露宴を盛り上げる」こと、

それが列席者に必要なことだと思う今日このごろ。

写真撮ることに一生懸命になってる場合じゃないよ。

写真はプロが撮っているのだからプロに任せといた方が無難。

ごきげんよう