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B型ドットコム

B型のサラブレッド。某大手小売業でバイヤーやってましたが、今はカメラマンやってます。そんな僕が ニュース、デキゴト、きづいたコト、おもいついたコト、きになったコトをつづります

nanapiの社長のブログを読んで「仕組み化」について考えた


「普通の人でも回せる仕組み」を最初から作る必要はない — How To Create Startup — Medium

 

上記、エントリーを読んだ。書いたのは「nanapi」を運営している株式会社nanapiの社長である古川健介さん。

僕らのような従業員数名の中小企業においても、どう規模を拡大させていくかは常に課題。規模を拡大させていくには人材確保が必要だけど、大企業と違い、そう簡単に集まるものではない。めずらしく応募があったは良いけど、「うん、まあいいのでは」程度のレベルでまずは採用、なぜなら次の応募なんて当てに出来ないのと、結局は面接ではわからないことの方が大きいからだ。で.....数日で出勤しなくなるなんてザラ。そのへんは堀江さんも「ホリエモンのQ&A vol.217〜人材は割り切る!?〜 | ホリエモンドットコム」で言っていた。

零細企業で「自社に合った良い人材なんか採用できるわけないよ」と割り切ることですかね。長く勤めて頂きたいと考えるのであればその人材に合わせて会社の成長スピードを緩めないといけないんでしょうね」

中小企業は、そもそもの人数が少ないから、1人1人への仕事への依存度合いが大きい。会社を10,000人で支えるのと、数人で支えるのは、依存度合いが違う(優秀とか能力がどうとかではなく)。1人が辞めたり、病気で休んだりしたときの会社運営へのインパクトが違うわけだ。数人規模の会社をマネジメントする立場にあると、常にこの問題と付き合い続けなければならない。もちろん、人数が多ければ、多いなりの問題はあるだろうけど、少なくとも人手不足で事業継続が難しくなる問題からは開放されるだろう。また少なからず、会社が大きくなっていかないと、給料も上げられない。で大きくするとなると、より多くの人材も必要になる。

 

そんなこんなで、ある程度、誰でも仕事が出来るような「仕組み化」というのか課題になってくる。仕組み化することで、無駄を省き、残業を減らし、業務環境を改善し、人の入れ替わりを減らすことで、ノウハウを蓄積、スキルアップを図る。また人が辞めて、新人が入ってきても、それなりに業務を回せるように、人に依存しない仕組み作りが必要となる。そして、そうしてきた。そうすることによって、そのときそのときに考え、そのときどきにい変化対応していく混沌とした業務から開放され、無駄が無くなり、残業も大幅に減り、品質も安定化した。また人の入れ替わりが少なくなって、ノウハウも蓄積されるようなった。じゃあ、売上が上がるのかというとそうでもない。

古川さんのブログを読み、気付かされた。

スタートアップ段階ではしないほうがいいと思っています。というのも、誰でも出来るようにする、仕組み化するというのは、要は、尖っているところをすべて そぎ落として、一般化する、という作業になるので、最初からすると、どの会社がやっても差がない、つまらないものになってしまうからです。

そう、大企業ならではのスケールメリットが無い分、世の中の変化への対応力や対応スピード。またその「尖っている」ところをいかにもつかというのが非常に重要になる。その「尖っている」部分を失いつつあったのかもしれない。気付かなかった。

要は、表面的に「仕組み化をすれば会社は拡大する」みたいな思い込みからやってしまっていたのではないかと。それよりかは「ユーザーに価値あるものを届けて、それをやりきる」ほうが先にするべきなんです。そのあとに、仕組み化をしていけばいいんです。

その尖った部分は何なのかを明確にして、さらにその尖った部分を維持するのか、捨てるのかを判断し、維持するものをどうコストを抑えて上で仕組みかしていくのかということが必要なのだろう。

最後の古川さんの一文に励まされた。

スタートアップは優秀な人はなかなかこない、でも、できる人をなんとか捕まえたり、経営者たちが自力でがんばったりして、とにかくいいサービスを作り上げて、そこから仕組み化すればいいんじゃないかと思うこの頃です。 

 ごきげんよう。